皆さん、お金持ちになりたいですか~~!!!
僕はなりたいで~~す!!!
ほとんどの人は、楽してお金持ちになれるなら、なってみたいですよね~~。
厳密なお金持ちの定義は、いろいろあるので、今回はスキップさせていただくとして(テキトーですみません)、現代社会で快適に暮したり、自分のやりたいことをストレスなくやり遂げたりするためには、ある程度お金が必要なのは自明ですよね。
小学生だって、大学生だって、専業主婦だって、老後まったり暮らしている老人だって、もう少しお金があったら、あんなことやこんなことができるなぁと妄想したことはあるでしょう。
一部の特殊な人を除けば、ほとんどの人はお金を欲しがっています。これほどまでに多くの人が共通して欲しがる存在って、お金以外に今の世の中にないかもしれないですね。お金って不思議!
それにもかかわらず、お金の本質やお金の役割について深く考えたことのある人は、意外と少ないのではないでしょうか。
なんとなく、バイトして、サラリーマンになって、もらった給料から年金払って、税金納めて、車買って、家建てて、、、
一体我々の人生において、お金というアイテムはどんな役割を果たしているのでしょうか。
今回の記事では、小さい頃からお金の不思議さに疑問を抱いてきた僕が、お金の本質について、つらつらと超個人的な考えを述べました。この記事が、お金との付き合い方を考えるきっかけになれば幸いです。
本記事の内容
- 僕が考えるお金の基本的な役割
- 僕が考えるお金と幸せの関係について
✔ 本記事を書いた人
お金はあるのに買いたいものがない!?
まずは、僕が体験したエピソードから。
僕は小さい頃からお金にものすごく興味がありました。お金があれば、いろんなことができそうだと漠然としたイメージを幼いながらに持っていたのだと思います。
そういう性格だったため、お年玉やお小遣いはほとんど使わず、貯金していた記憶があります。
そんな僕は、大学生になると、親からゆうちょ銀行の口座を渡され、お金の管理を自分でするようになりました。クレジットカードも作って、奨学金もバイト代も毎月、ゆうちょの口座に振り込まれて、、、
まさに、自分で銀行口座を管理することで、お金が入ったり出たりを身をもって体験しました。
大学生としては珍しいかもしれませんが、僕はお金をあまり使わないキャンパスライフを送っていました。というのも、単純に一人で過ごすのが好きだったからです。
もちろん同期の旅行やら飲み会やらには、ほとんど参加せず(そして徐々に誘われなくなりました笑)、バイトと奨学金のお金で口座残高がどんどん増えていきました。
そんな暮らしを続けて、大学2年生の頃、「この貯まったお金、このまま口座に眠っていてはもったいない。お金を働かせるために、何かしよう!」という考えに至りました。
いろいろお金を働かせる方法を調べて、「株ってなんかよさげじゃん!!!」って結論にたどり着き、株式投資にどっぷりはまっていきました。20歳そこそこの若造にあるあるの単純な考えですね!
それから、株式投資関連の本を読み、日経新聞を読み、関連雑誌を立ち読みし、金融や経済の知識を初心者なりに頭に詰め込んで、証券会社が提供しているデモトレードを1ヶ月くらいした記憶があります。
その結果、テキトーに売買しただけなのに、1ヶ月で5%の利益!!!今思えば、単なる偶然でしかないのですが、当時は「株って絶対稼げるじゃん!!!」という確信に変わった瞬間でした。アホ丸出しですが、、、
デモトレードで根拠のない自信を身に付け、いざ株式投資を自分のお金で開始!
最初は、確か10万円くらい証券口座に入れた記憶があります。そして、すぐに現実を思い知らされました。そもそも10万円で買える銘柄が限られていたことに!
「そういえば、デモトレードって300万円とかで取引していたから、色々な銘柄を買えたんだ!」そのとき、ふと気づきました笑。誰もが知っている大企業株を躊躇せず買えていたのも資金力の賜物ってわけです。10万円だと買える銘柄がかなり限られますね。
さらに、10万円が数%増えたとしても微々たるもので、正直バイトした方が稼げることにも気が付きました。一瞬で株式投資の幻想が消えてなくなった瞬間でした。
お金をもっともっと増やしたいと思った当時の僕は、節約はかなり得意だったので、生活費を除いたほとんどのお金を銀行口座ではなく、証券口座に入金していきました。
さらに、株式投資を始めて3年目頃には信用取引も始め、みるみるリスクの高い取引をしていた記憶があります。
なんやかんやで損したり、得したりして、幸いなことに現在まで市場から退場することなく株式投資は継続できています。そして、30歳頃に金融資産は5000万円を超えました。
ネット界隈で有名なトレーダーに比べれば大した成績ではないですが、株なんて知らない一般人からすれば、まあそこそこ金持っている部類に入るのではないでしょうか。
そして、大金を手にした僕がどのようにお金を使ったか、、、高級車?高級時計?高級ディナー?全く興味が湧かず、結局そういう高級なモノやサービスにお金を使うことはできませんでした。
5000万円以上の金融資産を保有していながら、思ったことは「この大金を眠らせてはいけない。もっとお金に働いてもらわなくてはいけないな!」でした。
そして、そのお金を元手に株の信用取引に使う額を上げたり、暗号資産を買い増したり、儲かりそうなWebサイトを買い漁ったりと、将来的にお金を生み出しそうなアイテムにお金を使いました。
買いたいものがなく、お金の使い方も下手くそな僕が、さらにお金を増やしたいと思っていたのです。
以上のような経験から、この矛盾に満ちた行動は一体どこからきているのか。お金とは何かについて、深く考えるようになりました。
僕は小さいころからお金持ちになりたいなという漠然とした願望を持っていました。そのためか、大学に入ると株式投資を始め、会社に入ると副業を調べ、様々な手段で金融資産を増やしてきました。
買いたいものがないのに、お金を増やそうとしている矛盾に気づき、そもそもお金って何だろうと深く考えるようになりました。
お金の本質とは?
「お金って、どんな役割を持っているのだろう?」
この問いへの僕の答えは、「お金の本質的な役割は、人生の選択肢を増やす」です。
お金の基本的な役割
- 利用できるモノ・サービスを増やす
- 自由に使える時間を増やす
- 志を共にする仲間を増やす
お金の役割は、人生において最も大事な上記3つの要素を増やすと私は思っています。
その結果、あなたは人生の選択肢がどんどん増えていきます。ここからは、それぞれについてより詳細に考えを述べていきたいと思います。
利用できるモノ・サービスが増える
皆さんが真っ先に思いつくお金の役割は、この世に存在するモノ・サービスと交換できることでしょう。
これは、小さい頃から我々の身に沁みついているお金の最も重要な役割ですね。お金持ちになれば、交換できるモノ・サービスの選択肢が多くなります。
例えば、お金持ちだったら、ファストフードやファミレスなどで食事を楽しむこともできるし、高級フレンチやイタリアンみたいな格式高いレストランで楽しむこともできるでしょう。
お金があれば、最新のiPhoneを買うこともできるし、電話機能しかないPHSでもいいでしょう。自分の価値観に合わせて選択すればいいのです。お金がない人は、PHSを買うしか選択肢がありません(極端な例です)。
また、残酷なことに医療サービスさえお金によって左右されることがあります。
お金持ちならば、良いサービスを受けられ、健康寿命を延ばしたり、難病を優先的に治療できたりなども可能性としてあると思います(あくまで極端な例です)。
このように現代社会において、「お金はあらゆるモノ・サービスと交換できる」という万能アイテムのような役割を持っています。
それゆえに、多くの人はお金を稼いで、自分の欲するモノ・サービスと交換しようとします。逆に言えば、欲しいモノも利用したいサービスもなければ、辛い思いや嫌な仕事をしてお金を稼ぐ必要はありません。
自由に使える時間が増える
お金があれば、自由に使える時間も増えます。時間はあらゆる人に平等に与えられたものだと思っている人もいるかもしれませんが、お金があれば、自由に使える時間は圧倒的に増えます。
例えば、高いお金を払って新幹線を使えば、鈍行列車に比べ目的地にいち早く到着でき、観光する時間も増えますよね。
掃除も自炊も洗濯も、お金があれば家事代行サービスを利用できますね。そうすれば、普段行っている家事の時間を、他の好きなことに充てることもできます。
また、お金があれば、そもそもお金を稼ぐための労働からも解放されます。週5日、8時間の労働から解放されるとしたら、圧倒的に自由に使える時間が増えますよね。
以上のように、お金と引き換えにあなたが自由に使える時間が増え、その時間で好きなことができます。
ずーーーと寝ていても良いし、新しくワクワクする仕事を始めて良いし、学びたいことを勉強しても良い。お金によって増えた時間をどう過ごすか、あなたに与えられた選択肢は増えます。
志を共にする仲間が増える
お金は人を集める能力を持っています。お金を無料で配ろうとすれば、人が群がってきますよね(そうして、群がってきた人が良いか悪いかは別の話ですが)。実際にお金を配っている人もいますし。
従業員を新たに雇ったりするときも同様に、お金の力は偉大です。
どんなにやりがいがある職場であろうと、どんなに社長がいい人柄だろうと、給料が低かったら人は集まってこないのが現実です。
就活生だろうとアルバイトだろうと、表面上どんなにきれいごと言っていたとしても、本音では給料を重要項目で、やりたいこと云々は二の次です。
よほどお金に困っていない人以外は、給料の多寡は職業選択において大きな影響を与えます。
すなわち、あなたにお金があればあるほど、相応の給料を支払うことができ、あなたのビジョンや考えに共感し、一緒に働きたいと思う人が集まりやすくなります。
厳しいことを言えば、どんな職場でも安月給では志を共にする仲間など集まりません。就職先に困った人が、背に腹は代えられぬ思いで集まるだけです。
上記は人を雇うことを想定しての内容ですが、何かを成し遂げようと仲間を募る場合も同じことが言えます。
お金は人を集める能力に非常に長けています。あなたにお金があり、それを報酬として与えることができるならば、志を共にする仲間を多くの選択肢の中から選ぶことができます。
お金の力を使えば、どの人と一緒に働こうか、人生を共にしようか数ある選択肢から迷うことも可能になるというわけです。贅沢なことですね。
選択肢は強さだ。ゆえに、お金を稼ごう!!
先述の通り、お金の本質的な役割は、人生の選択肢を増やすことです。
特に、あなたの人生に大きな影響を与えるであろう、「モノ・時間・人」に対して選択肢が増えます。
ここまで読んで、「お金を稼ぐと人生における選択肢が増えることは分かったが、実際それで何かいいことがあるのかな?」と疑問に思った人はいるのではないでしょうか。
おっしゃる通り、闇雲に選択肢を増やしたとして、果たしてあなたの人生は幸せになるのでしょうか。
答えはYesだと僕は考えています。その理由は、選択肢は強さだと思っているからです。
選択肢があるということは、仮にあなたがAという選択肢を選んで、あまり良くない選択だったなと感じたら、すぐBに変更することができます。選択肢が増えれば増えるほど、あなたは他の選択肢C、D、Eにも変更可能です。
僕はこの状態を「打ち手なんていくらでもある状態」だと勝手に命名しています。
この状態になると、例え失敗したとしてもあまりダメージを受けません。ゆえに、選択肢=強さだと考えています。
サービスの悪いホテルも、まずい料理が出てくるレストランも、うざい上司と働かなければいけない職場も、二度と体験しなくて済みます。お金の力を上手く使えば!
このように、お金の力で選択肢を増やすことができれば、あなたは今より幸せになることができると思います。もちろん、選択肢が増えることによって、新たに生まれる悩みはありますが、ある意味、贅沢な悩みと言えるでしょう。
お金を稼ぐことで人生における選択肢を増やすことができる。その結果、例え失敗したとしても「打ち手なんていくらでもある状態」になり、幸せに人生を進めることができる。
以上のような論理が僕の根底にあるからこそ、今もお金をもっともっと稼ごうとしているのだと思います。
これからの人生、いろいろ失敗することがあると思います。というか、新たな挑戦をすれば必ず失敗するでしょう。でも、お金があって、選択肢が増えて、「打ち手なんていくらでもある状態」であれば、怖いものはありません。
お金を上手く使って、どんどん失敗して、人生を豊かなものにしていきましょう。
今回、お金に対する考えについて、徒然なるままに書いてきましたが、この記事をきっかけに一人でもお金について深く考えるようになれば、僕はとてもうれしいです。
さぁ、あなたもお金を稼いで、選択肢を増やして、幸せな人生を送りましょう!!!
※人生は選択の連続です。そんな「選択」に関する本でとても面白かったので、興味ある方は是非読んでみて下さい。